研究室集合写真2014年07月13日 15時48分

研究室の集合写真が、研究室のホームページに公開されました。
公開されたのは7月初めころなのですが、ブログを更新する
ゆとりがなくて・・・

この3週間ほど、学会の査読論文の修正作業に追われてました。
原稿の文章よりも悪戦苦闘したのが図の修正。
技術職員の原山さんにお尋ねしたり、メールで相談したり、
ようやく作図が思うようにできるようになりました。

けさ中村文彦教授に投稿予定の修正原稿を送信しました。
先生は多分、本日急きょ実施されることになった入試の
監督をされていらっしゃるはずで、まだ返信がきていません。

締め切り時刻(受け付け終了時刻)はあすの17時。

中村教授からOKをいただけたら、すぐに投稿作業に入ります。

学会論文提出2014年07月15日 16時50分

土木学会への修正論文を昨日、無事に提出しました。

いつものごとく、投稿直前にあわてました。
原因は、審査結果が届いたときに注意事項を熟読していなかった
せいです(予測の範囲内でしたが)。

審査付き論文の修正には、本年度から「所定のファイル」に
「新旧対照表」を記載して提出が義務づけられていました。

要は「指摘された修正箇所についてどこをどのように修正した
のかを所定の形式で一覧にする」というもので、
「何頁の何行目で○○との指摘があった点」を
「何頁の何行目からのように△△のように修正した」
「何頁の図1のように凡例を入れてフォントを大きくした」
という風に、表にしてすべて書き出すのです。

この作業に半日(14日の正午過ぎまで)かかりました。

ということで、土木学会から

「修正原稿/新旧対照表を受け付けました。」

のメールが届き、ようやく論文提出完了です。
審査結果が出るまで、あとはじっと待つだけです。

ESD2014年07月19日 22時00分

日本児童安全学会の研究集会に参加。
会場は学士会館(神保町)です。

本日の講師は東京大学大学院教育学研究科准教授の
北村友人先生です。

「持続可能な開発のための教育(ESD)を通した安全教育の実現」
という演題で、貴重なお話を伺いました。

ESD(Education for Sustainable Development)とは、
「持続可能な開発(SD)を促進するため、
地球的な視野をもつ市民を育成することをめざす生涯教育」
のことです。
2002年に開催された国連の「持続可能な開発に関する
世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)」で
日本政府が提唱し、合意されました。
そこで採択された「ESDの10年」(2005〜2014年)に基づいて
日本でもさまざまな主体による取り組みがなされています。

より詳しい情報はユネスコスクール公式ウェブサイト内の
このページにあります。

日本ユネスコ国内委員会が2013年2月に発行した
『ユネスコスクールと持続発展教育(ESD)』では、
ESDを現代社会のさまざまな課題を自らの問題として捉え、
身近なところから取り組むことにより、それらの課題の解決に
つながる新たな価値観や行動を生み出すこと、
そして、それにより持続可能な社会を創造していくことを
目ざす学習や活動のこと、と説明しています。
関連するさまざまな分野を「持続可能な社会の構築」の
観点からつなげ、総合的に取り組むことが必要として、
同書では下記のような概念図を載せています。

図の出典:『ユネスコスクールと持続発展教育』
      (日本ユネスコ国内委員会)

ESDでは、参加体験型の「学び」を重視していて、
北村先生とその研究グループでは鈴鹿市などにおいて
「防災や安全教育」を展開されており、その具体的内容に
ついての発表もされました。

その活動の中で、詫間晋平先生(日本児童安全学会会長)や
私が関わって開発した「ヒヤリ地図」づくりの手法を
活用されていて、びっくりすると同時に、改めてあの
「ヒヤリ地図」づくりの手法開発は偉大であったと
感慨を深めた次第です。

北村友人先生とは、国際交通安全学会にて、
「知的障害者のためのモビリティ確保のための都市公共交通の
課題」の研究プロジェクトでご一緒させていただいた仲です。
そのときの先生のご所属は、上智大学総合人間科学部の准教授
でした。
報告書は国際交通安全学会のホームページにもアップされて
います。
こちら