ラウンドアバウト視察2022年10月28日 20時18分

タスパークホテルに一泊し、本日は長井市の
ラウンドアバウトをバス2台に分乗して視察。

現地・平山小坂地区は農地に囲まれた見通し
の良い4枝の交差点で、交差する道路の幅が
ほぼ同じという構造です。
見通しも良いことから車がスピードを出しやすく、
一時停止の見落としによる重大事故を防ぐため
ラウンドアバウトの導入が検討されました。
社会実験を経て、2017年11月23日に環状交差点
として供用開始されました。

★わが国では2013年6月14日の改正道路交通法
 により、ラウンドアバウトが「環状交差点」
 という名称で位置づけられました。
ラウンドアバウトを利用するトラック
環状交差点において、車両が右回り(時計回り)
に通行すべきことを指定する標識が設置されて
います。

小坂交差点は、児童センターのバスやスクール
バスが通るため、社会実験の概要説明では児童
への安全教育や安全への配慮も含め、住民への
理解や協力を求めるなどの対応もしました。
社会実験の概要説明(写真提供:長井市建設課)
本写真は(公財)国際交通安全学会のプロジェクト
(リーダー:中村英樹名古屋大学大学院教授)に
おいて長井市よりご提供いただき、第64回土木
計画学研究発表(秋大会)論文集において松村が
使用させていただいたものである。

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