京急高架化事業終わる2012年10月22日 10時05分

京浜急行電鉄株式会社が、東京都の「都市計画事業」として
2000年12月から事業着手していた「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」
が、10月20日深夜についに完了しました。

事業区間は京急本線(平和島駅〜六郷土手駅間)4.7㎞ ならびに
空港線(京急蒲田駅〜大鳥居駅間)1.3㎞ です。

上り線はすでに高架化されていましたが、下り線が昨日(10月21日)
始発から高架化されました。

これによって、28踏切すべてがなくなりました。
箱根駅伝のネックであった第一京浜(国道15号)の
「京急蒲田(空)第1踏切道」も撤去されました。

いつも利用している雑色(ぞうしき)商店街を横切っている
踏切もなくなりました。

写真は踏切がなくなり、下り線(川崎、横浜方面行き)ホーム側に
フェンスができた「雑色駅」の改札口です。
ホームがあった部分はもう板で隠されています。
もともとこれが駅の改札口だったのですが、上り線が高架化されたときに
上り線側に臨時の改札口ができたのです。

反対側のフェンス(すき間)から蒲田・品川駅方面を見たところ。
いずれこの線路も撤去されるのですね。

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読売新聞紙面(ネット版)
【箱根駅伝の「鬼門」、さらば蒲田の踏切】より

踏切渋滞の名所として知られる京急電鉄の京急蒲田駅
(大田区蒲田)周辺の高架化が21日、完了した。

箱根駅伝の“鬼門”とされた「蒲田第1踏切」など28か所の踏切が
解消され、始発からすべての電車が高架を走り始めた。
地元商店街や道路利用者からも「これで便利になる」と、
待ち望んだ高架化完了を喜ぶ声が上がった。

蒲田駅周辺の地図は以下のとおり(出典:読売新聞)。

図は、「読売新聞」2012年10月22日付 より引用。