IATSS報告会(内部行事)2019年03月02日 21時23分

IATSS(国際交通安全学会)の本年度の研究調査報告会が
ありました。
この報告会は内部的な行事、という位置づけです。

本年度、私は3つの研究プロジェクトにメンバーとして関わら
せていただきました。
研究成果については守秘義務がありますので、まだ書くこと
はできません。

なお、本年度のプロジェクトテーマはIATSSのウェブサイトで
公表されています。

今年度のプロジェクトテーマ

私はこのうち、以下の3つに参加しました。
PLとはプロジェクトリーダーのことです。

(1)「東南アジアにおける情報共有型交通安全対策スキームの
  実施支援」
  (PL:赤羽 弘和 千葉工業大学教授)

(2)「都市の文化的創造的機能を支える公共交通の役割」
  (PL:中村 文彦 横浜国立大学 副学長)

(3)社会貢献
  「インクルーシブサイクリングの手引きを活用した障がい者
  自転車教育プログラムの地域展開」
 (PL:吉田 長裕 大阪市立大学 准教授)

ニューヨークへの調査は(2)のプロジェクト、
奈良県立奈良西養護学校での自転車教室は(3)の
プロジェクトでの取り組みでした。

タワー・スコラ2019年03月08日 20時31分

年度末が近づき、今週は(公財)東京都道路整備保全公社、
全標協、日本環境共生学会と、委員会や会議が続きました。

来週は日本児童安全学会があり、講話をします。
パワーポイントを作成しようと思っているのですが、まだ全く
できておりません。

日本環境共生学会の常務理事会・理事会のため、日大(駿河台)
のタワー・スコラに初めて行きました。
昨年(2018年)に完成したばかりの地上18階の新校舎。
電気工学科が入っている建物で、新教育・研究拠点
だそうです。

海ほたる〜道の駅潮風王国2019年03月09日 22時50分

某通販サイトから、なぜかまた無料バス旅行に招待され、
房総半島に行ってきました🚌。
昨年は山梨に招かれました。ありがたいことです。

(締め切りが迫っているので、バスの中で児童安全学会の
パワポの構成を練ってました。)

ふと外を見ると、バスはアクアラインに入って行くところです。

考えてみれば、蒲田から房総半島に行くには最短コースなのに、
アクアラインを通るなんて予想もしていなかったのでびっくり。
というか興奮してしまいました。

これまで飛行機からしか眺めたことがありません。
羽田空港に着陸するとき、いつも木更津方向からアクアラインを
眼下に見て、海ほたるの上を通って降りていくのです。
(上の2つの図は「ユキサキNAVI」というサイトから拝借しました。)
こんなに近いところに住んでいるのに、一度もアクアラインを
利用したことがないのです。

川崎側からアクアトンネルを入って、出たところに海ほたる
パーキングエリアがあります。
360度、気持ち良い海が広がっています。
いやあ、もう最高の眺めです。
はるか向こうに白く見えるのが人工島の「風の塔」。
トンネルの換気施設です。
シン・ゴジラの出現ポイントでもあるのですね。
写真手前にちょっとだけ見える黒いのがゴジラの足跡です。

トイレ休憩に不意打ちのように立ち寄っただけだったので、
そこまで写せませんでした。

房総の桜やお花畑を見るのが今回の旅でしたが、良かったのが
道の駅ちくら潮風王国」でした。
芝生の広場の向こうに磯浜があって、大海原が広がっています。
海辺育ちの私にとって、海はやはり心の原風景。
命の洗濯ができました🌊。

御茶ノ水駅のバリアフリー化2019年03月15日 20時50分

日本児童安全学会の研究集会が神保町の学士会館で開催
されました。依頼されていた講演もなんとか無事に終わり、
帰りは御茶ノ水駅までブラブラと歩いていきました。

御茶ノ水橋口から改札をくぐってびっくり😲😲
エスカレーターとエレベーターができているではありませんか!!

改札からの通路がそのままホームの屋根の上を覆うように伸びて
いて、その先に上下線のホームへのエスカレーターとエレベーター
が設置されていたのです。

「この駅はホームの南側がガケ(ガケの上は学生向け食堂街)、
北側が神田川、さらにホームの東西両端は橋(お茶の水橋と聖橋)。
特殊な地形に加えて工事をする敷地もない。
だからバリアフリー化は不可能」
みたいにず〜っと言われていましたよね。

というより、つい先日(3月8日)、日本環境共生学会の理事会で
御茶ノ水駅を利用したばかり。
なのに全然気づきませんでした。

調べたら昨年10月に記者発表されていました。

日大に用事があるときはいつも聖橋口の改札を利用しているので
東京駅側の階段を使います。
それで階段の反対側に設置されたエスカレーターに気づかなかった
のですね。

エレベーター整備イメージ図(出典は上記「JR東日本ニュース」)

本年1月19日から下り線ホームのエスカレーターが、
1月29日から上り線のエスカレーターと、上下線のエレベーターの
利用が可能になったようです。
新聞報道では、工事は神田川につくった仮設桟橋を作業スペース
にして、終電後に行われているということです。
待ちに待ったバリアフリー化で、私もすっかり嬉しくなりました。

選ばれました(研究報告)2019年03月21日 22時30分

国際交通安全学会の「平成30年度研究調査報告会ならびに
学会賞贈呈式」が、4月12日に経団連会館にて執り行われます。

「研究調査報告」で、今年度特に成果が認められた4つのテーマの
1つに選ばれました。

「東南アジアにおける情報共有型交通安全対策スキームの
実施支援」
です。赤羽弘和先生、よろしくお願い申し上げます。

卒業2019年03月22日 20時28分

チハの卒業式。おめでとう。4月から中学生ですね。
校長先生と。お世話になりました。ありがとうございました。

古川修先生のライブ2019年03月23日 23時50分

IATSS(国際交通安全学会)の内部報告会の日(3月2日)、
報告会後の意見交換会で古川 修(よしみ)先生(芝浦工業大学
名誉教授)と音楽談義に花を咲かせました。

今なら公表してもOKだと思われますが、実は昨年ニューヨーク
に行った本当の目的は、プロジェクト名
「都市の文化的創造的機能を支える公共交通の役割」
の調査のためでした。

具体的にはコンサートが終わった後の都市公共交通の
ネットワークや深夜に及ぶサービスが果たしてきた役割を
明らかにすること(1年目)です。

細かい内容については公開できませんが、カーネギーホールで
コンサートも楽しんできたんですよ 🎻🎸🎺🎷🥁

ワインを飲みながらそんなことを古川先生とお話ししていたら、
先生も音楽が趣味で、バンドも結成されていらっしゃると。

「まあ、先生のご専門は何ですか」とお尋ねしても
「いやあ、日本酒や蕎麦についての本も執筆したり」
とニコニコとおっしゃるばかり。

じゃあ、今度ライブのご案内をさしあげますから、ご都合がつけば
お越しください、ということになり、チラシを送ってくださいました。

★7th Heavenカントリー音楽ライブ★


わぁ。もはや趣味どころのレベルじゃありません。
極上のワイン、古川先生厳選の純米酒も提供とあり、
早速予約をさせていただきました。

ライブ会場は六本木の「Aloha Station」
ハワイ料理や、ハワイアンが楽しめるレストランで、お店のHPの
Live Schedule を見ると、3月23日は「貸し切り」となっています。

到着して驚きました。お客様でぎっしり。
お店の壁にはたくさんのギターがかかっていて、「いつでもライブ可」
みたいな雰囲気があふれています。

本田賞授賞式でもご一緒する富田様のご伴侶様や、そのご友人も
いらっしゃったので、同じテーブルに座りました。
演奏はプロ級。お料理もお酒も最高です。
古川先生が厳選された日本酒は「純米酒 鶴齢(かくれい)」
新潟県南魚沼市の青木酒造のお酒。
キレのある私好みのお酒でした🍶

演目には「Take Me Home, Country Roads」も入っていて、
言うことなし。
テーブルの周りの方々も古川ファンばかりで、話がはずみ、
大いに盛り上がって楽しいひとときとなりました。

古川先生は東大卒業後、本田技研の研究所に入り、4WSの発想と、
プレリュードの開発に携わられたと知りました。
プレリュードに搭載された制御方式では特許を取得し、
二足歩行ロボットのプロジェクトリーダーもされたのですね。

その後大学教授になられたのですが、酒や蕎麦の著書の他にも
ラジオに出られたり、多才な文化人でもあるのです(富田様談)。
世の中には何をしても秀でた方がいらっしゃるものだと、
痛感させられた1日となりました。

霞が関の桜2019年03月26日 22時06分

全標協の清水会長、光吉副会長、本部の専務理事たちと
要望活動で国交省、警察庁を回りました。

専門工事業の弱小団体ではありますが、こうして役員揃って
様々な要望、陳情活動を続けてきた成果が、最近ようやく実を
結びつつあると感じています。

高度経済成長期に集中的に整備された社会資本ストックは
これから急速に老朽化することが懸念されています。
一斉に老朽化するインフラは、戦略的に適切に維持管理・更新
していくことが求められています。
道路橋、トンネル、下水道管きょはもちろんのこと、道路標識も
例外ではありません。

適切に維持するためには、きちんとした技術力を持った
人材が不可欠です。

全標協はこれまでいくつかの資格制度を立ち上げ、技術者の
育成に力を入れてきました。
標識と路面標示の技能者は「登録基幹技能者」として
専門工事業団体の資格認定を受けました。

さらに本年1月31日には、「道路標識点検診断士」が、国交省の
技術者資格として登録されました。

民間資格(全標協認定)であった「道路標識設置・診断士」が
「道路標識点検診断士」という国認定の技術者資格に格上げ
されたのです。

今日は、この資格保有者の積極的な活用と、財源確保の
要望を行いました。
国交省の池田道路局長、警察庁の北村交通局長への面会時間
の都合で、午後の訪問となりました。
霞が関一帯の桜がもうじき満開。週末はきっと見頃でしょう。

そうそう、先日アサが、私に「感謝のお手紙」をくれました。
まあ、うれしい 👧🏻👧🏻

登校時刻を過ぎると、通学路であってもドライバーは小さい子を
見落とすかもしれないから、学校まで送るのよ 🚸🚥

アサは左利きなので、字を書くのも左手です。
お手紙ありがとう

みち子さんも、あとしばらくお仕事や研究をがんばりますね。