松島2017年10月20日 22時45分

東ブロック会議の翌日は、ゴルフ組と観光組とに分かれての
親睦イベント(自由参加)です。
私は観光組で、行き先は松島でした。

あいにくずっと雨続き。ゴルフ組はさぞ大変なことでしょう。

日本三景の一つとして知られる松島には大小260あまりの
島があります。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では
この島々が津波をやわらげ、松島町を守りました。
もちろん津波は瑞巌寺(ずいがんじ)の参道の中ほどまで
到達していますが、その被害は他の沿岸市町に比べると
奇跡的に少ないものでした。
<松島観光マップより瑞巌寺の位置>
<津波到達地点の立て札>

当日、松島を訪れていた観光客はおよそ1,200人だったそう
ですが、遊覧中の観光船は地震発生と同時に桟橋に戻り、
待機していたスタッフが津波避難の誘導をしました。
余震が続き、電気、水道、電話、鉄道などのインフラが途絶
するなか、松島町内のホテルのほとんどが観光客を自主的に
受け入れ、観光客の一人もけがすることなく、4日目までに
全員無事に帰宅できたのでした。
主な参考資料:
『東北地方太平洋沖地震 東日本大震災 ー記録・検証=
 ー新しい防災まちづくりのためにー」
 平成24年3月 松島町
「松島観光の震災と復興」
 社団法人 松島観光協会 会長 佐藤 久一郎 様
 (一財)貿易研修センター e-Magazine

さて松島湾内一周遊覧は、せっかく50分のAコースをご用意
いただいたにもかかわらず、雨で窓越しのみの観光と
なりました。
が、たくさんの島々と、それを一生懸命解説してくださる
ガイドさんの熱意のおかげで充実した観光になりました。
これは松島湾沖合にある「仁王島」。
形が仁王様に似ていることから「仁王島」と名づけられたと
のことです。波の浸食の力でこういう形になったのですね。
2日間、全標協東北支部の皆様には本当にお世話になり
ありがとうございました。

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