登録基幹技能者講習閉講式(富士宮市)に2017年07月23日 13時30分

今週は全標協の人づくり事業の1つである「登録基幹技能者
講習」が富士宮市根原にある「富士教育訓練センター」にて
開催されました。


富士教育訓練センターは、建設現場で働く
技術者・技能者のための教育訓練施設です。

1997(平成9)年から教育訓練事業をスタートさせたので、
今年でちょうど20年になります。

ここの敷地はもともと建設省(現国土交通省)の建設大学校
静岡朝霧校があったところです。
跡地開発の一環として2000(平成12)年3月には隣接地に
「道の駅朝霧高原」がオープンしました。

富士教育訓練センターに行くには、新幹線「新富士」駅から
路線バス「富士山駅行き」に乗っておよそ1時間。
「道の駅朝霧高原」下車です。
(このバスは1日4往復しかありません。)

7月22日。9時45分発のバスに乗って、11時10分ごろ到着。
標高900mですが、ここまでヘアピンカーブもなく、
道も広いためツーリングには最適。
大勢のライダーが一休みしていました。
味わいのある案内表示

良い天気で、本来ならば建物正面の右奥に富士山が大きく
見えるのですが、あいにく雲で富士山は見えません。
ちなみに訓練センターの右側が「道の駅朝霧高原」です。

登録基幹技能者講習は、週の前半が路面標示、後半が標識と
続けて開催されました。
私が出席したのは「標識」のほうの閉講式です。
参加された受講生は最後に認定試験があり、閉講式は
そのあと行われました。
私はあいさつと、受講生の代表の方に「修了証書」の授与を
させていただきました。

あいさつ要旨(次回以降のための自分用のメモです)

平成29年度第1回登録(標識)基幹技能者講習の閉講式に
当たり、全標協の副会長としてひと言ご挨拶を申し上げます。

皆様におかれましては連日の猛暑のなか、基幹技能者講習と
認定試験に臨まれ、大変お疲れさまでございました。

今回皆様が学ばれました登録基幹技能者講習は、全標協が
最も力を入れております3つの重要な資格の1つでございます。
3つの資格とは「登録基幹技能者」、「路面標示施工技能士」、
そして「道路標識設置・診断士」でして、全標協の人づくり
事業の柱となっているものです。

中でも3資格の中核と位置づけられますのが、今回の
登録標識基幹技能者講習です。
講習を修了し認定試験に合格しますと、登録基幹技能者として
一般財団法人建設業振興基金のデータベースに登録され、
工事施工現場において中心的な役割を担っていくことになります。

資格者を抱える企業は入札時の加点制度等を通じて受注面で
有利な位置に立つことも可能となり、ひいては大きくわが国の
交通安全の実現に貢献することともなっております。

今回めでたく基幹技能者の資格を手にされましたならば、
この資格をばねにして、後進のご指導と、施工される標識・
標示の品質向上に貢献していただきたいと祈念しております。
また、もしもまだ全標協の会員となっていない企業の方が
いらっしゃったら、ぜひとも入会していただき、安全で円滑な
交通環境づくりに向けて、私たちと一緒に汗を流していただき
たいと切にお願いするものでございます。

最後になりましたが、今回の講習でご協力をいただきました
富士教育訓練センター様、ならびに関係の講師、スタッフの
皆様には、高い席からではありますが心から厚く御礼を
申し上げてご挨拶とさせていただきます。
平成29年7月22日 一般社団法人全国道路標識・標示業協会
副会長 松村みち子

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